2015年2月9日月曜日

昨夜の枕酒読書




● まだ読んでいない本の背表紙を、読もう。それも読書だ。

● 「本をたくさん買うんですけど、なかなか読んでいる時間がなくて、全部ツンドクになっているんです」 という人は多いです。 まだ読んでいない本は、ベッドサイドにツンドクにしておけばいいのです。
こうしたら読めるからではありません。
別に読まなくていいのです。
背表紙のタイトルだけを読んでいくのです。
それも、立派な読書なのです。
読書とは、本のページをあけて、中身を丸々1冊読むことだけではありません。
目次を読むことも、表紙を読むことも読書です。

● 背表紙を読むことが大切なのです。 背文字のタイトルを読んだ瞬間に、頭の中では、「このタイトルならこんな内容ではないだろうか」という前読みが始まっています。
もちろん、それは中身と一致しているとは限りません。
でも、読む前のタイトルから広がる世界が、大切なのです。
自分の蔵書という時は、今まで読んだ本を並べています。
読んでない本はツンドクというコーナーになっていて、うしろめたさがあります。
自分の未来を開くのは、今まで読んだ本よりこれから読む本です。
寝る前に、「こんな本を読むんだな」と背文字をざっと眺めていくだけで、自分の人生は変わってくるのです。
うしろめたく感じる必要はありません。

● 枕元に本を置こう。

(『明日いいことが起こる夜の習慣』 中谷彰宏 93~95ページより)

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